私たちJapan Climate Alliance(JCA)は、公正で豊かな社会の実現を目指しています。
この「豊か」の中には「多様性」の文脈も含まれています。
キャリア構築の視点で考えると、日本では各セクター間の人材の流動性が低く、民間からパブリックセクターへ、パブリックセクターから民間への流動はあるものの、両セクターから非営利セクターへの人材の流動性は極めて低い状況です。
先進諸国、特に欧米では非営利を含めた各セクター間における人材の流動性が高く、ゆえに各セクター内の多様性が維持されており、イノベーションが起きやすい環境や、ひとりひとりが多様なキャリアを築くことが出来る環境が整っています。
JCA Climate Fellows Program(CFP)では、日本における各セクター間の人材の流動性を高め、非営利セクターの社会的地位を向上させることで、キャリアを通して多様性を高めていく正の循環をつくっていきたいと考えています。
気候変動の課題解決に必要なエネルギー領域やファイナンス領域での高い専門性を有しているにも関わらず、非営利セクターでの就労経験がない、または気候変動関連業界での就労経験がない方が一定数いらっしゃいます。
このような方で、私たちと志を共にする方には、ぜひCFPをご活用いただきたいと心から願っています。
実際に、現在多くのスペシャリストの方々に、シニアフェローとしてご活躍いただいております。
CFPは、他セクターから非営利への転職のハードルを下げる役割を果たします。
この役割のひとつとして、CFP開始直後にトレーニングパートを設けておりますので、下記にそのメニューの一部をご紹介いたします。
なお、下記のメニューは主にジュニアフェローに向けた内容となっております。
シニアフェローの場合、フェローひとりひとりのキャリアやバックグラウンドに応じたトレーニングメニューを、必要に応じて個別最適でアレンジする形となります。トレーニングの期間も内容もフェローによって大きく異なる点を、あらかじめご了承ください。
【Climate Fellows Program内 トレーニングメニュー】
※下記はあくまで一例であり変更の可能性があります※
気候変動に関する基礎知識から、非営利セクターで必要なスキルなどを、座学やグループワークを通して身につけることができるメニュー構成となっています。
1.非営利セクターとは
非営利セクターの役割と活動種類
非営利セクターで働く際の心構え
非営利セクターの活動とその資金調達方法
社会変革が起こる流れ
気候変動に取り組む主な非営利団体
2.気候変動の基礎知識
気候変動とは(緩和と適応)
IPCCレポートを読み解く
世界と日本の気候変動に対する意識の違い
3.気候変動の緩和方法
各国の温室効果ガス排出源の理解
日本のセクター別、温室効果ガス排出量の理解
国際的な排出量削減の目標の理解
世界、日本における温室効果ガス排出削減の道筋の理解
4.非営利セクターの活動の理解と活動の組み立て
バックキャスティングの考え方の理解
なぜ日本の排出量削減が国際目標に届かないのか原因の探求
非営利団体の様々な活動と、エコシステムアプローチの理解
ロジックツリー作成による、活動計画の策定
ファンドレイジングの方法と活動企画書の書き方の理解
様々な非営利団体の活動への参加
JCA Climate Fellows Program(CFP)におけるシニアフェローは、以下に当てはまる方を対象としています。
気候変動の課題解決に必要なエネルギー領域やファイナンス領域での高い専門性を有する方(詳細は各フェロー募集情報のページをご確認ください)
非営利セクターもしくは気候変動分野での就労経験がない方
中長期的に気候変動分野の非営利セクターで活動していきたい強い思いがある方
なお、シニアフェローの場合、フェローひとりひとりのキャリアやバックグラウンドに応じたメニューを個別最適でアレンジする形となり、期間も内容もフェローによって大きく異なりますので、あらかじめご了承ください。
少しでもCFPにご興味やご関心を持たれた方は、ぜひ下記ボタンよりCFP説明面談にお申込みください!
お待ちしております。
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